スチールウォッチのスポーツタイプ、ベストパフォーマーは誰だ？
ダイビングウォッチに次ぐ人気を誇るのが、ブレスレット、ラグ、ケースを一体化した1970年代に誕生したワンピースタイプのスポーツスティールウォッチで、現在では多くの高級スポーツウォッチに採用されているデザインです。
ティソPRX
2021年のティソの大きな新製品であるPRXコレクションは、本当に多くの人を惹きつけました。 今話題の腕時計のルックスと「ぶつかる」と話題になっていますが、その中には見慣れたデザインも多く見受けられます。 PRXは、実は新しいコレクションではなく、1978年に第1世代が誕生し、スポーツタイプのスチールウォッチの人気に乗じて復活したものです。
T137.407.11.041.00
モダンなPRXコレクションには、POWERMATIC 80ムーブメントを搭載したクォーツモデルと自動巻き機械式モデルがあり、モデルT137.407.11.041.00はクォーツバージョンよりも細かいギョーシェ文字盤を持つ自動巻き機械式バージョンです。 ケースと一体化した一体型スチール製ブレスレットが装着され、側面とストラップにはポリッシュ仕上げ、接合部にはポリッシュ仕上げの面取りを施しています。 明るいところでは、ブラッシュ仕上げと光沢仕上げのブレスレットが、壮麗でスポーティな雰囲気を醸し出しています。
フレデリック・コンスタント HIGHLIFE
フレデリック・コンスタントの哲学である「手の届く贅沢」は、長年にわたり、スイス製時計をできるだけ多くの人に、手の届く価格で提供することです。 1999年にワンピースストラップのデザインが印象的な「HIGHLIFE」を発表し、2020年にフレデリック・コンスタントはスポーツスティールウォッチの人気とともにコレクションをリニューアルしました。
FC-303N4NH6B
大型の3針カレンダーを搭載したモデル「FC-303N4NH6B」に加え、12時位置にスケルトンの「ハートビート・ウィンドウ」とパーペチュアルカレンダーを搭載した「ジュニアード」コレクションのニューバージョンです。 時計の直径は41mmで、オリジナルのインスピレーションと同様に、ケースと一体化したブレスレットが装着され、クイックリリース機能を備えています。 また、文字盤には地球の緯度・経度線のレリーフパターンが施され、連帯と環境保護のメタファーとして、より豊かな表現がなされています。
Emmi AIKON
Emmi AIKON」コレクションは、2016年に発売され、当初はクォーツモデルでしたが、大型3針自動巻き機械式モデルやクロノグラフが追加され、現在に至っています。 今話題のデザイン要素を取り入れたメタルブレスレットの一体型デザインで、スポーティな印象が強いです。 このコレクションの最大の特徴は、ベゼルの「肉球」形状です。これは、エミーが1990年代に発表したクラシックなクオーツ時計「カリプソ」に由来しています。
AI6008-SS002-430-1
AIKON Big Threeは、直径42mmで、SW200をベースにしたEmmi ML115自動巻きムーブメントを搭載しています。 文字板にはパリのスタッズモチーフを採用し、細部までこだわっています。 3時位置にはカレンダー窓があり、棒状のインデックスと棒状の針は細身で、どちらも大きな夜光塗料が施されています。 また、ストラップの内側にはクイックリリースプッシュピースを装備し、レザーやラバーストラップの交換を簡単に行うことができます。
ボーム＆メルシエ リビエラ
ボーム＆メルシエ リビエラ」は、この中で最も高価格なモデルで、SW200ムーブメント仕様が公称価格20,500ドル、自社製ムーブメント仕様BM13-1975Aは公称価格27,800ドルとなっています。 ティソPRXと同じく、オリジナルのレビラはクオーツ時計で、どちらも1970年代に発売され、2021年に装いを新たに帰ってきました。 リブラ」とは、フランスのコート・ダジュールにあるリビエラののびやかなライフスタイルに由来する言葉で、12角形のベゼルが特徴的なコレクションとして知られています。
M0A10620
2021 リブラ」は5世代目のコレクションで、4世代目からの最も顕著な変更点は、12角形のベゼルに4つのビスが追加され、より認識しやすい個性的なデザインになったことです。 ブルーの文字盤にSW200ムーブメントを搭載したモデルM0A10620は、直径42mmで、今日のスポーツウォッチの美学にふさわしいサイズです。 文字板の特徴的な装飾もレヴェルのデザインのハイライトです。 遠くから見ると波のテクスチャーがあり、近くから見ると三角形のロゴのような構成が配置され、山と海の出会い、水と石のインパクトを象徴し、視覚的に美しい効果をもたらしています。